マンションを手放しても、住宅ローン返済で苦労しています

バブルが弾けた数年後、1994年に新築分譲マンションを4000万円で購入しました。頭金を1割入れて、残りをローンで購入したのですが、10年固定金利で4.75%でした。

当時は、これでもバブルの頃と比べればかなり金利が下がっていましたので、いまが底だろうと考えていたのです。ところが、ここからデフレに突入し、不景気へとなっていったのです。私の勤務先は業績が悪化し、社員の給与は一律カットされました。住宅ローンの返済額は変わりませんから、負担感が増していきました。

手取り収入の40%がローン返済に消えて行きました。2000年に、住宅ローンの借り換えをしようと思いました。住宅ローン金利が2%台まで下がっていたのです。ある都市銀行に借り換えの相談にいきましたが、ダメでした。担保割れしているというのです。

マンションの評価額が2800万円にまで下落していたのです。これを担保に3000万円のローンを貸すことはできないとのことでした。当たり前ですよね。私は4.75%の金利で返済し続けました。しかし、やがて限界がきました。2008年、勤務先が倒産してしまったのです。失業保険を受給している間は、ローンをなんとか返済しましたが、失業保険の受給が終わってからは、もう無理です。3回続けて返済を滞納しました。

すると、銀行の担当者がやってきて、催告を受けましたが、無理なものは無理です。私はマンションを手放すことになりました。マンションを任意売却することになりました。債権者の銀行と、借りての私が合意して、マンションを売却するのです。

売りに出して3ヶ月後売れましたが、売却価格は1500万円でした。埼玉県の郊外のマンションなんて、価格は下がる一方でした。当然、借金は残りますので、あらためて返済期間を延長して、残りの700万円の借金を少しずつ返済する生活が始まりました。いま私は、安いアパートで生活しています。いまだに住宅ローンのゾンビに苦しめられているのです。